トレーニングは体力や持久力を養うために役立ちますが、無理をすると逆効果になります。継続的な行き過ぎたトレーニングは、身体を壊すことになりかねません。例えばバレエストレッチは、無理をすると筋肉の突っ張りを招くことがあります。筋肉を酷使すると筋肉痛になり、筋肉の繊維損傷が継続するのです。筋肉損傷を回復させるには十分な時間が必要であり、そのためには筋肉を十分に休ませることが大切です。 …
バレエと心
バレエダンサーに多い摂食障害?
バレエダンサーには摂食障害が多いといわれます。たしかにバレエダンサーにとってスリムな体を維持することはとても重要ですが、単に痩せたいという願望のみから摂食障害になるわけではないといわれます。むしろダンサーたちが摂食障害に陥りやすいのは性分の影響がおおきく、例えば完ぺき主義で神経質な人、感受性が鋭く周囲の批評などに対して特に敏感な人、不正確なものを嫌がり決められたルールにはきっちりとしたがうようなまじめな人のほうが陥りやすい傾向にあるようです。 …
パフォーマンス前の不安との向き合い方
バレエのパフォーマンス前になると不安を覚えることが多いものです。どれほど練習を重ねて鍛錬しても、本番の日付が接近するにしたがって、焦燥やストレスは大きくなります。不安に自分自身に向き合うことで、乗り越えるにはスポーツ心理学に依拠したメンタルトレーニングは、パフォーマンス前に効果的なセルフケアを可能にするはずです。そこで今回はバレエのパフォーマンス前の不安と向き合う・そして乗り越えることを可能にする、スポーツ心理学に基づくメンタルトレーニングを御紹介します。 …