ダンスウェアのバレエレオタードは、文字通りダンスの際に着用するもので、ボディのラインを美しく、そして動きを分かりやすくする為に用いられています。レオタードの必要性は、プロのバレリーナを見れば一目瞭然ですし、これがなければ成り立たないと言っても過言ではないでしょう。ちなみにバレエレオタードの下にボディファンデーションを着ますが、衣装を保護したり清潔に保つ為に着用するものです。
特に、バレリーナが本番で踊りを発表する際に着用する衣装は頻繁に洗濯できないので、ボディファンデーションを組み合わせるケースが多いです。バレエレオタードを選ぶ上でのポイントは、体型に合わせてサイズを選ぶこと、通気性などの快適性についても考慮して選択することが挙げられます。サイズが合わないとボディラインがたるんでしまいますし、隙間ができてズレるなど、気になってバレエに集中できなくなります。
肩紐のズレ落ちも集中力を欠くことになりますから、やはりサイズがしっかり合うものを選びたいところです。通気性は激しい動きによって発生する汗を発散させ、蒸れたり痒くなるのを防ぐのに重要です。生地の厚みがあるものや、素材によっては通気性が不十分となり、着用する際の快適性に問題が出てきます。
薄過ぎる生地も考えものですが、汗だくになってバレエを踊るのもNGなので、着用に問題がなくて通気性が良く快適に着られるものが望ましいです。成長期の子供にとっては、すぐにサイズが合わなくなってしまい、頻繁に買い換えることになり得ます。しかし、近年はサイズを調整できるタイプもあるので、育ち盛りであればこういうタイプを検討するのもおすすめです。レオタードには大きく分けてスカートつきとスカートなしが存在しますが、スカートなしでも後から追加できます。
スカートは動きを分かりやすくしたり、可愛らしく見える効果があるので、踊るのが楽しくなるでしょう。当然ですが、ボディファンデーションを着用してもニオイが染みついたり、生地が擦れて摩耗することがあります。その為、安さで選んでしまうと品質に難があり、短期の使用でも生地が伸びたり穴があく恐れが出てくるので注意です。発表会に品質の良い衣装を用意することも大切ですが、練習に使うウェアも品質が重要なので、どちらにもコストを掛けて良いものを選ぶことをおすすめします。品質が良いと生地がしっかりしていてほつれにくく、伸びや摩耗にも強いので、安心して長く愛用することができます。