バレエダンサーのワードローブには、バレエ用のウェアが揃っています。レオタードは、身体のラインを見せるために着用します。クラシックバレエでは、身体の細かい部分を修正して独特の筋肉を付けます。
身体に密着したレオタードを着用すると、細かい部分の動きを確認できます。レオタードには様々な種類があり、シフォンスカート付きのレオタードは人気が高いです。チュチュはバレリーナが着用するスカートのような衣装で、白鳥の湖や眠れる森の美女ではクラシックチュチュが使われます。バレエ用のタイツは踊るためのタイツなので、伸縮性があり伝線に強いです。

足の動きで美しいラインが決まるため、踊りに集中できるように専用のタイツを着用します。透けるのを防ぐボディスーツは、コスチュームやレオタードの下に着用します。ダンスのレッスンに欠かせないレッグウォーマーは、冷えから体を守ってくれます。身体が冷えた状態で踊ると怪我のリスクが高くなるので、レッグウォーマーを着用して冷えを防ぎます。
レギンスは足のラインが美しく見えるため、大人を対象にしたレッスンでは黒のレギンスが人気を集めています。バレエシューズは裸足のように床を感じて自由に踊るためのアイテムで、足にフィットするバレエシューズを履きます。バレエシューズの選択では、素材の選択も重要なポイントです。布タイプは床の種類を選ばないシューズで、足に馴染みやすいのが特徴です。
サテンタイプは布タイプよりも耐久性がなく、主にステージに使用します。耐久性に強みがる皮タイプは伸びやすいため、合うサイズを選ぶのがコツです。バレエシューズのサイズはメーカーによって異なるので、試してから合うサイズを購入します。試し履きを行う際は、実際のレッスンと同じようにソックスやタイツを履いて試すのが一般的です。
バレエシューズの色は、基本的にタイツの色に合わせます。女性の場合は肌色に近いヨーロピアンピンクかロイヤルピンクを選ぶ人が多く、男性の場合は白や黒を履く人が多いです。タイルやフローリングなど教室やスタジオによって床の素材が異なるので、購入前に確認します。足にフィットするように縁にゴムが入っているので、結ぶタイプはゴムが邪魔にならないように気を付けます。踊っている途中にゴムが出ると引っかけてしまう可能性があるので、踊る前に確かめます。子供がレッスンに通う場合はゴムを縫い付けるか、ゴムが出ていないタイプを選択します。