日本人で有名な男性バレエダンサーの偉人ですが、一人目はShuntaro Miyaoです。彼は北海道札幌市の出身で、端麗な容姿に日本人離れした高い身長とスタイルを活かし、作品において数々の王子役を務めた実績があります。また、高名な女性ダンサーのパートナーを務めたことでも有名で、女性の美しさを引き出すサポート技術も絶賛されています。2020年までの16年間はK-BALLET COMPANYで最高位のダンサーとして活躍し、その傍らで自らバレエジェンツを結成しています。振付の分野でも才能を発揮するほか、TVやミュージカル出演などさまざまな分野で活躍が目立つ偉人です。
続いての偉人は、Tetsuya Kumakawです。彼は北海道旭川市の出身で、海外でも素晴らしい活躍を見せたことで有名です。英国のロイヤル・バレエ団でトップ階級を務めた実績があるほか、自ら立ち上げたバレエ団で芸術監督を務めています。14歳という若さで才能を抜擢された彼は、ここに至るまでも数々の世界的なコンクールにおいて受賞しており、世界中から脚光を浴びてきた素晴らしい実績を持っています。近年ではオリジナル作品の創作にも励んでおり、日本で初めて大規模な初演興行を成功させるなど、その偉業は尽きることがありません。
最後の偉人は、Yasuyuki Shutoです。彼は大分県大分市の出身で、15歳で東京バレエ団に入団しています。代表作は『ラ・シルフィード』のジェームスであり、マリインスキー劇場とロシア・ボリショイ劇場で踊った際に評判となったことから一気に名を広めることとなりました。彼は、古典作品においては温かみのある踊りが印象的であるのに対し、現代作品では官能的で激しい踊りを見せることがあったりと、感じさせるイメージの違いも大きな魅力の一つとして知られています。経歴ですが、2004年に退団をして特別団員となり、以降は新作を発表する傍ら俳優としての活躍も見せていたりと、幅広い活動を行っています。『ラ・シルフィード』以外の代表作ですが、『白鳥の湖』・『リア王―プロスペロー』・『ジゼル』などがあり、多くの人を魅了した踊りということで有名です。また、2012年には芸術選奨文部科学大臣賞舞踊部門を受賞した偉人でもあります。
以上が、日本人の有名男性ダンサーとして知られる3人の偉人についてです。現在も幅広い分野で活躍しており、その才能を発揮しています。