ダンスは、身体全体を動かすスポーツの一種です。足はもちろん、腕などもよく動かすためウェア選びには注意が必要です。バレエの場合は、動きやすさはもちろん体型のチェックもできるようにする必要があります。そのため、レッスンの際にはダンスウェアとしてレオタードを着るというのが一般的です。
レオタードと一言で言っても、実はその年ごとに流行というものがあります。最近時に注目したいのが、ローザンヌレオタードと呼ばれるものです。世界的にも有名なローザンヌ国際バレエコンクールなどで、審査員に身体のラインまで綺麗に見てもらえるように作られたレオタードです。
ローザンヌレオタードは、より身体が美しく魅せられるように追求されています。しかし、時代によっても若干の流行があるので注意が必要です。高額だったからと言って、何年も前のものを身につけることはお勧めしません。2019年は、若干ハイレグカットになった脚ぐりのタイプが人気を集めています。このハイレグカットは、特に北米で人気と言われているデザインです。
ハイレグというと、単純に脚の付け根を抉ったデザインを思い浮かべる人も少なくないでしょう。今年流行りのハイレグは、単純に抉るのではなく一番高いところを少し脚の前側にしているのが特徴です。脚がより長く見えるという効果だけでなく、脇谷脇からヒップラインへの流れが自然になりレオタードのお尻の部分がずり上がりにくくなっています。
ハイレグのレオタードだけでは、普段のレッスンで落ち着かないという人も少なくありません。落ち着かない場合は、シュラッグと呼ばれるボレロタイプの羽織やTシャツも人気です。特に最近だと、身体のラインが出るような薄手のニットタイプのダンスウェアも人気です。ボトムは、シフォンのスカートをはくことをお勧めします。
普段、レオタードが苦手という場合はセパレートタイプもお勧めです。上はキャミソールとして着用し、下はレギンスをはきます。レギンスといっても、薄手のものではないので注意が必要です。スポーツ用の少し厚めで動きやすくなっているもので、上にシフォンのスカートをはきます。バレエだけでなく、社交ダンスやジャズダンスでも使えるダンスウェアなので人気を集めています。厚手のレギンスといっても、脚の形はしっかり分かるようになっているのでレッスンも心配ありません。レオタードもセパレートタイプも、色については洋服と同じで色々あります。流行が若干あるものの、自分の好みや年齢に合わせて選ぶのが一般的です。